【製品募集中】あなたの製品を岡谷シルクブランド認証製品にしませんか?岡谷シルクブランド認証製品募集中!

「岡谷シルクブランド」認証制度とは、シルクを活かして開発・創出された岡谷ならではの価値(商品・サービス)を認証する制度です。認証された際の特典として①認証マークの使用 ②商品のPR、販売の支援(岡谷シルクの公式ホームページへの商品掲載するほか、イベントやキャンペーン時に商品の出展など)、がございます。

●募集期限
令和4年7月31日まで

●対象商品
【第1類型】 オール岡谷産のシルク製品
【第2類型】 シルク製の衣類、ストール、インテリア等
【第3類型】 桑や養蚕、製糸工程で抽出される成分等が用いられている製品。桑の根を使用した化粧品、シルクパウダーを使用した食品、蚕のさなぎを飼料にして育てたもの等
【第4類型】 シルクを活かした、旅行、体験、学習などのサービス
詳しくは【岡谷シルクブランド認証制度 募集要項】【認証マーク取扱い注意点】をご覧ください。

 

《左から第1類型、第2類型、第3類型、第4類型》

 

●申請方法
岡谷シルクブランド協議会事務局へ、下記の申請書等一式をご提出ください。
(1) 岡谷シルクブランド認証申請書(様式第1号)
(2) 申請者概要書(様式第2号)
(3) 商品・サービス等概要書(様式第3号-1、2)
(4) サンプル商品
提出先:岡谷シルクブランド協議会 事務局(岡谷蚕糸博物館内 ブランド推進室)

申請書類につきまして

岡谷シルク認証申請書(一式)

岡谷シルクブランド認証制度 募集要項

認証マーク取扱い注意点

からダウンロードいただくか、岡谷蚕糸博物館にお越しいただければ紙でお渡しいたします。

また、認証制度の対象となる新製品を開発する際の材料費や、製作費を補助する制度もございます。ぜひご利用ください。

岡谷シルク商品開発促進事業補助金要項

補助金事業認定申請書

 

※写真はイメージです

●お問い合わせ先
岡谷市役所ブランド推進室(岡谷蚕糸博物館内)  岡谷シルクブランド協議会事務局
電話:0266-23-3489
E-mail:brand@city.okaya.lg.jp

【養蚕体験 参加者募集中!】 歴史あるシルク岡谷の地で、シルク製品の源「養蚕体験」をしてみませんか? シルクハンカチの染め体験もついています!

・募集人数:10名程度
※養蚕現場体験と染め体験の両日参加できる方が対象です。
・参加費:1,000円(保険料、飲み物代等)

●事前の説明会について (6月4日(土) 14:00~15:00)
・岡谷蚕糸博物館に14:00集合。
・参加できない方には後日、動画を閲覧できるQRコードをお渡しいたします。
・講師:岡谷蚕糸博物館館長 髙林千幸
・内容:蚕室での作業の際の注意点。岡谷市の蚕糸業の歴史等。

●養蚕現場体験について(6月11日(土)or6月18日(土) 14:00~16:00)
・岡谷蚕糸博物館に13:30集合。
養蚕現場(三沢区民農園)にて飼育している4万頭のお蚕様に与える桑の調達や、桑やりを行います。
※両日の参加も可能です。

●染め体験について(7月10日(日) 10:00~12:00)
・岡谷蚕糸博物館に9:30集合。岡谷絹工房にて実施。
養蚕現場体験を行う三沢区民農園産の糸で作られたハンカチの染めを行います。

●募集方法
体験をご希望の方は、岡谷蚕糸博物館へ。
メール、ファックス、電話。いずれでも可能です。
・お名前、お電話番号、生年月日と養蚕現場体験の希望日(6月11日or6月18日)をご連絡ください。また6月4日の事前説明会の動画閲覧を希望される方はその旨、ご連絡ください。

岡谷蚕糸博物館
Tel : 0266-23-3489
Fax : 0266-22-3675
Mail :brand@city.okaya.lg.jp

 

機織り、染織が学べます! 「岡谷絹工房」新規研修生募集中

機織り・染色の技術、知識を身につけてみませんか。自分で染めた糸を使って、絹のネクタイやストールを織ることができるようになります。製作はすべて手仕事のため、繊細で根気のいる作業になりますが、工房の会員がしっかりサポートするので、お気軽にお申し込みください。

 

研修期間

令和4年4月~令和5年3月
絹工房の活動日は毎週火曜日、土曜日、日曜日
研修日は研修担当と調整を行い決定します

 

時間

午前の部 9:00~12:00
午後の部 13:00~16:00

 

場所

きぬのふるさと 岡谷絹工房
〒394-0027 長野県岡谷市中央町1丁目13−17

 

募集人員

若干名

 

受講料

年額6万円(別途実費が必要)

 

お申込み お問い合わせ先

岡谷市役所ブランド推進室(岡谷蚕糸博物館内) ☎0266-23-3489
令和4年3月31日まで

 

岡谷絹工房について

美しいものづくり

養蚕から製糸、織物まで“オール岡谷産”の風呂敷が完成 「岡谷シルク」風呂敷を“ふろしきの日”に歌舞伎俳優 市川笑野さんに贈呈

岡谷シルク推進事業のシルク製品開発の第一弾として、「岡谷シルク」風呂敷が誕生しました。三沢区民農園の養蚕農家、片倉仁さんが育てた繭を㈱宮坂製糸所(代表取締役:髙橋耕一さん)で製糸し、岡谷絹工房(代表:小山町子さん)で手織りした “オール岡谷産”のシルクの風呂敷です。


岡谷市は明治から大正、昭和にかけて製糸業で栄え、輸出生糸生産量で世界一を誇ったシルクのまち。その歴史と文化を象徴するシルク製品の開発を目指し、昨年立ち上がった「岡谷シルクブランド協議会」のメンバーで製品開発のワーキンググループを結成。地域おこし協力隊の佐々木千玲さんが、岡谷の製糸業を支えた工女さんに注目し風呂敷という製品コンセプトとデザイン案を作り、地域の素材と技術を結集してプロトタイプを完成させました。

サイズは約90cm、70cm、45cmの3パターンで、それぞれ冬の諏訪湖と八ヶ岳、夏の諏訪湖と緑の山並み、初夏のツツジとアジサイといった岡谷の自然をイメージした色とデザインになっています。完成を記念して、2月23日「ふろしきの日」に、プロトタイプのお披露目と岡谷市観光大使で歌舞伎俳優の市川笑野さん、市川右田六さんに今井竜五市長よりオンラインで贈呈が行われました。

現在、国産生糸のシェアはわずか0.2%(令和3年農林水産省調べ)。岡谷でも30年前に養蚕が途絶えていましたが、約15年前から復活の準備をし、ここ2~3年で繭生産の環境が整ってきました。また、製糸工場は国内に4か所のみで、宮坂製糸所は手作業で糸取りをする最後の1軒です。「岡谷シルクブランド協議会」の髙林千幸会長は、「養蚕、製糸、織物まで同一市内でできるのは日本国内でほぼ岡谷のみ。その強みを生かして、諏訪式繰糸機で糸繰りした世界でオンリーワンの生糸を使い、岡谷ならではのストーリーを込めたシルク製品を目指しています。風呂敷は日本の伝統文化であり、世界がSDG‘sに取り組む中、サスティナブルなアイテムとしても注目されています。すべての世代、男女問わずに使えるところも魅力ですが、まずは風呂敷が身近にある歌舞伎俳優の市川さんに使っていただきたかった。」と語っています。

市川笑野さんは、「岡谷のシルクの歴史を過去の遺産にするのではなく、現代に生きる産業となってほしいと願ってきました。その第一歩である風呂敷は色合いが綺麗で、織りも素晴らしく、シルクの糸が持つ力強さに感銘を受けました。お蚕さまが命をかけて作った尊さを感じながら大切に使いたいです。」とコメントされました。

今井竜五市長は「『シルク岡谷』『糸都岡谷』と呼ばれた歴史と文化を大切に守る岡谷が、今あらためてシルクを活かした取り組みに挑んでいます。風呂敷は“人との縁を結ぶ”、“幸せを結ぶ”と言われる縁起が良いもの。岡谷の思いが込められた風呂敷を使って、さらなる岡谷のPRにつなげていただきたいです。」と語りました。

「岡谷シルク」風呂敷は今回の試作品を経て、今後、販売を目指していく予定です。

 

「岡谷シルク」風呂敷に込めた思い

 

シルク岡谷の歴史・文化が伝わる象徴的なもので、地域の人たちが誇りに思える製品はなんだろう?
その答えが『風呂敷』でした。

『風呂敷』
◎1000年前から使われている日本の伝統文化
◎大切な人への想いを「包む」
◎人と人の良い縁を「結ぶ」
◎サスティナブルなアイテムとして世界でも注目
◎すべての世代、性別を問わずに使える
◎1枚の布が創意工夫で様々に使える

日本の伝統文化を岡谷の誇りに。その思いから『風呂敷』を選びました。

「岡谷シルク」風呂敷に込めたストーリー

 

岡谷のいいもの、包んで大切な人に。
岡谷の製糸業を支えた工女さんたちは、暮れに長い休暇をもらって故郷に帰省しました。その時、それぞれの製糸工場が自家製の味噌や漬物、塩鮭、餅、反物などたくさんのお土産を持たせて帰したそうです。製糸工場にとって工女さんはそれほど大切な存在でした。そのお土産を包んだのが『風呂敷』。持ち帰ったお土産には、工女さんを想い、感謝する心が込められていました。“想う心”を包む布、それが「岡谷シルク」風呂敷です。

「岡谷シルク」風呂敷の特徴

養蚕、製糸、織物まで“オール岡谷産”
三沢区民農園の養蚕農家が育てた「繭」を、
宮坂製糸所で「生糸」にし、
岡谷絹工房で手織りした “オール岡谷産”のシルクの風呂敷です。

 

世界でオンリーワンの生糸を使用

明治時代、岡谷の武居代次郎が生み出した「諏訪式繰糸機」はコンパクトで性能が良く、低価格で高品質の生糸を生産できました。岡谷独自の「諏訪式繰糸機」は全国に広まり、日本が世界一の輸出生糸生産国に成長する要因となりました。「諏訪式繰糸機」は、いまも宮坂製糸所で現役で活躍しています。世界でここでしか生み出せないオンリーワンの生糸です。「諏訪式繰糸機」で手作業で取った生糸は、やわらかで光沢があり、染色すると綺麗に色が発色します。この生糸で織った織物は、なめらかで風合いがあり、使い込むほど味わいが出ます。

岡谷蚕糸博物館企画展『かいこのかみさまーユニークな姿と切なる願いー』 開催のお知らせ

ただいま岡谷蚕糸博物館に、「かいこのかみさま」が大集合しています。

養蚕業は生き物と自然相手の仕事です。
お蚕さまと呼び大切に育てても人間の力及ばぬことも多く、良い繭を安定して作るのは簡単ではありません。

明治以降、蚕糸業の発展と共に広がったのが神仏に願いを託す養蚕信仰でした。

養蚕農家が祀った絹笠明神、金色姫、馬鳴菩薩、そして猫神さまの掛け軸やお札、道端にある石造物が各地に残っています。
その姿はユーモアあふれるものも多く、養蚕業を営む人々の日常に寄り添ってきたことがわかります。

また、岡谷では町の至るところに蚕玉(こだま)さまと呼ばれる石碑が祀られています。今回、あらためて調査した市内の蚕玉さまMAPを展示しています。

会期中には、「諏訪の蚕神」講演会や蚕玉さまを巡るまちあるきイベントも予定しています。

カイコの守り神に注目した企画展、ぜひ足をお運びください。

『かいこのかみさまーユニークな姿と切なる願いー』
会場:岡谷蚕糸博物館
会期:2022年5月15日(日)まで

会期中のイベント<1>
講演会:「諏訪の蚕神」
講師:小野川恵美子氏
日時:2022年3月13日(日)13:30~15:30
会場:岡谷蚕糸博物館きぬのひろば
定員:30名(要事前予約)
参加費:聴講無料(入館料別途)

会期中のイベント<2>
まちあるきイベント「こども蚕玉めぐり」
案内:岡谷蚕糸博物館学芸員
日時:2022年4月16日(土)9:00~11:00
集合:岡谷蚕糸博物館
定員:20名(要事前予約)
参加費:無料(入館料別途)
※大人のみの参加も可
※雨天の場合はギャラリートーク

受付開始:2月26日(土)9:00~
TEL: 0266-23-3489

※イベントは新型コロナウイルス感染症の状況により、変更となる場合があります。

詳しくは岡谷蚕糸博物館公式サイト https://silkfact.jp/ をご覧ください。

 

銀座NAGANO広報誌「つなぐ」2月号でご紹介いただきました。

銀座NAGANO広報誌「つなぐ」2月号で岡谷市のシルクに関する取り組みをご紹介いただきました。

特集タイトルは「岡谷で紡がれる新しい歴史 信州シルク物語」
 
岡谷の製糸業の歴史と、いま生まれ変わろうとしている「岡谷シルク」について、
詳しくご紹介いただいています。
 
銀座NAGANOのホームページで、PDF版、web版、そして動画インタビューなどもご覧いただけます。
 
ぜひご覧下さい。
 

シルクで頑張る人Vol.2を公開しました。今回は『やなのうなぎ観光荘』様です!

インタビュー記事「シルクで頑張る人」のVol.2を公開いたしました。

今回は『やなのうなぎ観光荘』の宮澤健さんと宮澤玲さんです。

ウナギとシルクの意外な関係性。

そして「シルクうなぎ」とは…!

ぜひご覧ください!

シルクで頑張る人Vol.2 宮澤健 Ken Miyazawa 宮澤玲 Ryo Miyazawa

 

【告知】

「シルクうなぎ重」を令和3年12月15日(水)より観光荘様にて販売開始しております。

この機会にぜひ!

やなのうなぎ観光荘 |長野県岡谷市のうなぎ料理店

 

 

 

岡谷蚕糸博物館企画展『信州の作家展 Part3 小岩井紬工房 伝統を繋ぐ 紡ぐ 織る』展が始まりました。

岡谷蚕糸博物館企画展『信州の作家展 Part3 小岩井紬工房 伝統を繋ぐ 紡ぐ 織る』が本日より始まりました。
小岩井紬工房は上田紬を代表する工房で、三代目の小岩井カリナさん・良馬さん姉弟がそれぞれの特色を活かした手織り作品を生み出しています。

虹を織るかのように色彩を自在に操るカリナさん。

伝統を受け継ぎながら、りんご染めなど信州の地域性を活かした染織を求める良馬さん。

創業以来変わらぬ手織りで上田紬を織り続けるお二人の作品は、色彩とデザインに華やかさがあり、伝統の枠を超えた魅力があります。

小岩井紬工房の世界をぜひご堪能ください。

岡谷蚕糸博物館企画展
『信州の作家展 Part3 小岩井紬工房 伝統を繋ぐ 紡ぐ 織る』
■会期:2021年11月18日(木)~2022年2月13日(日)

※会期中はギャラリートークやワークショップも予定しています。

詳しくは、岡谷蚕糸博物館公式サイトをご覧ください。

消印の中に「お蚕さま」と「生糸」が登場! 岡谷郵便局の風景印がリニューアル

岡谷市の岡谷郵便局が、日本郵政グループ150周年を迎えたことを記念して、11月1日から「風景印(風景入通信日付印)」のデザインを33年ぶりにリニューアルしました。

 

風景印(ふうけいいん)とは、その地域の名所や特産物などを描いた消印のことで、全国各地の郵便局がそれぞれ特色ある風景印を開発して使用しています。

新しいデザインには、天竜川の源泉の釜口水門から望む八ヶ岳、市花のツツジ、そしてカイコと桑の葉、繭、生糸があしらわれています。限られた消印サイズの中によくぞ入れ込んでいただきました!

岡谷は明治から昭和にかけて輸出生糸生産量で世界一を誇り、欧米から「SILK OKAYA」、国内では「糸都(しと)岡谷」と呼ばれたシルクのまち。今回、風景印にはめずらしい「SILK OKAYA」という文字も組み込まれています。

製糸業で栄えた歴史と文化を継承している岡谷では、カイコを「お蚕さま」と呼んで大切に敬っています。岡谷郵便局青木修一局長は新しい風景印にこの「お蚕さま」をぜひ組み込みたいと考え、自ら岡谷蚕糸博物館の髙林千幸館長を訪ね、本物のカイコを観察し、眼状紋(がんじょうもん)、気門(きもん)、尾角(びかく)などカイコの体の構造をできるだけ再現するようにしたそうです。

「地域の魅力発信につなげたい」との思いで、郵便局職員と岡谷市が協力し合って作ったデザイン。カイコや生糸が描かれている風景印は全国的にも非常にめずらしいものとなりました。

風景印は、岡谷郵便局の窓口でお申し出いただくと押印してくれます。郵送での押印依頼にも対応しているそうです。

季節の挨拶状や大切な人へのお手紙に、岡谷の風景を添えてみてはいかがでしょうか。ぜひご利用ください。