【歴史ある文化財建築でシルクを体感】11/26(土)27(日)『岡谷絹工房アトリエOPEN DAY』開催します!

長野県岡谷市の旧山一林組製糸事務所(国登録有形文化財)で活動する岡谷絹工房(代表:小山町子)が、11月26日(土)、27日(日)に『岡谷絹工房アトリエOPEN DAY』を開催する運びとなりました。

昨年、建築から100年を迎えた歴史ある建物でシルクに触れていただく2日間のイベントです。絹工房会員による手織りの着物、帯、草木染めストールなどの作品展示販売のほか、コースターの機織り体験、クラフト作家nuno*ito asobi 髙倉美保さんとシルクのキーホルダー、ブローチを作るワークショップも実施します。

また、岡谷市が推進している岡谷シルクブランド「プラチナシルク」認証の「岡谷シルク」風呂敷を一般公開および受注販売を行います。岡谷産の繭を岡谷市の宮坂製糸所で生糸にして、岡谷絹工房で手織りしたオール岡谷産のシルクの風呂敷に実際に見て触れていただくことができます。国登録有形文化財の中で機織りをしている現場を見学しながら、シルクの魅力を体感してみませんか。

岡谷絹工房アトリエOPEN DAY

2022年11月26日(土)、27(日)9:00~16:00

◉岡谷絹工房「織と染」作品展示販売

手織りの着物、帯、マフラー、草木染めストール、絹小物など絹工房会員による作品展示販売。

 

◉コースター機織り体験

人数:各日12名

受付:会場にて随時受付(最終受付:各日15:00)

料金:1,000円(税込)

 

 

◉nuno*ito asobi 髙倉美保さんとつくる!シルクのキーホルダー&ブローチ

布と糸で不思議な生き物を創作するnuno*ito asobi 髙倉美保さんと絹工房の織り端、残り糸を使ってシルクのキーホルダー&ブローチを作ってみませんか。

11/26(土):キーホルダー、11/27(日):ブローチ

人数:各日30名

受付:会場にて随時受付(最終受付:15:00)

料金:1,000円(税込)

nuno*ito asobi  https://nunoitoasobi.amebaownd.com/

 

◉建物見学

大正10年建築の「旧山一林組製糸事務所」は製糸の歴史を語る貴重な建物です。

※下記時間帯は岡谷近代化産業遺産を伝える会会員と岡谷市生涯学習課職員による解説付き

11月26日(土)9:30~12:00

11月27日(日)9:30~12:00 / 12:30~15:30

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◉「岡谷シルク」風呂敷展示・受注販売

岡谷産の繭を宮坂製糸所で糸にして岡谷絹工房で手織したオール岡谷産のシルクの風呂敷の展示と受注販売を行います。また、オール岡谷産のシルクのポケットチーフの販売も実施します。

<入場無料>

会場:きぬのふるさと岡谷絹工房

長野県岡谷市中央町1-13-17 旧山一林組製糸事務所内(イルフプラザ平面駐車場奥)

お問合せ:TEL:0266-24-2245(岡谷絹工房) 開館日:火・土・日 9:00~16:00

 

■イベントの詳細はこちらをご覧ください。

https://www.instagram.com/tintt_co/

 

 

【発信元】

岡谷市ブランド推進室(岡谷蚕糸博物館内) ブランド推進担当

TEL: 0266-23-3489(8:30~17:15)水曜休館日

Mail:brand@city.okaya.lg.jp

岡谷蚕糸博物館企画展『岡谷旅行案内~鳥瞰図で巡る糸都~』開催中です!

現在岡谷蚕糸博物館では、企画展「岡谷旅行案内~鳥瞰図で巡る糸都岡谷~」を開催しております。

本企画展の一番の目玉展示品は「岡谷市鳥瞰図」(昭和11年 吉田初三郎作)です。

原画の「岡谷市鳥瞰図」は縦0.9m×横3.6mと、とても大きい作品です。

昭和11年、平野村が岡谷市となったことを記念し、描かれたものであり、実際には手のひらサイズの鳥瞰図パンフレットとして作成されました。

この鳥瞰図の特徴は何といっても、天竜川から諏訪湖沿いにかけてズラッと並ぶ製糸工場群です。昭和11年当時の岡谷の製糸業の勢いを感じ取れるのではないでしょうか。

しかし昭和11年の岡谷市は、世界恐慌の影響を受け大不況のさなかでした。そのような状況の中で誕生した岡谷市について、当時の今井梧楼市長は「平野村昭和5年の53,874人が、41,333人に減ってしまい工場も減ってしまいました。人心を新しくするため、新しく生まれ変わるためにも市制を施行したのです」と話しています。

暗い時代にあっても、時代の流れに負けず、市民一丸となって頑張ろうという意気込みによって誕生した当時の岡谷市民の賑わいを感じていただける展示となっております。

その他にも、市制施行年に限らず、岡谷市というまちがどのようなまちであるのか、「製糸業」「商業」「スポ―ツ」と様々なテーマで展示をしております。

岡谷市の新たな魅力を発見できる展示となっております。

ぜひ岡谷蚕糸博物館へお越しください。

※本企画展は12月20日(火)までとなっております。