岡谷シルクトレインを一緒につくりませんか!?

今年度、いとまち商業会 × アーティスト・イン・レジデンス事業で採択されたhmpArt様が岡谷市中央通りにあるカネイチビル1階でワークショップを開催します。

ワークショップの内容は、岡谷シルクトレインを制作し、制作した岡谷シルクトレインを横浜まで運んで記念撮影を行うものです。
※ 岡谷シルクトレインの制作への参加のみでも大丈夫です。

ワークショップの詳細は下記のとおりです。アーティストの方と交流を通じて、岡谷シルクの歴史を学ぶとともにアートに触れることもできる貴重な体験です。ぜひふるってご参加くださいね!

◇ ワークショップ1
岡谷シルクトレイン作り
岡谷シルクトレインのイメージを参加者全員で相談し、身につけられる車両を作る。
一人ひとつ、用意されている繭袋の箱に絵を描いたりして自分の車両を仕上げる。

日 時:10/9(月)13:00~
場 所:カネイチビル1F(中央通り)
参加費:500円
定 員:10人(要申込み)
持ち物:雑巾
*ワークショップ1だけのご参加でも申し込めます。
*絵の具などで汚れてもよい洋服でご参加ください。
*小学校低学年以下のお子さんは、保護者とご参加ください。

◇ワークショップ2
岡谷シルクトレインを着て、世界への玄関だった横浜へ
かつて岡谷シルクは、中央本線で八王子を経由して横浜線で桜木町まで運ばれ、横浜港からアメリカやフランスなどの世界各国に輸出されていました。
岡谷シルクトレインを身につけて、同じ経路をたどって横浜へ行きます。
桜木町から、港を臨みながら横浜臨港線廃線跡の遊歩道を通り、旧横浜港駅プラットホーム(赤レンガ倉庫街)まで散策しながら写真で記録を残します。

日 時:10/22(日)8:30~ 岡谷駅集合
場 所:岡谷駅から、JR特急あずさに乗り八王子へ。横浜線を乗り継いで桜木町へ。
横浜臨港線廃線跡の遊歩道を散策。旧横浜港駅プラットホームを見学し岡谷へ。
参加費:なし。ただし交通費は自費となります。
申込み:要予約
*ワークショップ2だけのご参加でも申し込めます。
*小学校低学年以下のお子さんは、保護者とご参加ください。
*道中の安全については、ご自身でご注意ください。

岡谷シルクトレイン募集チラシ

お申し込みはブランド推進室(岡谷蚕糸博物館内)にお電話、FAX、メールのいずれかでお申し込みください。

電話 0266-23-3489  FAX 0266-22-3675(別添のチラシをご使用ください) メール:brand@city.okaya.lg.jp

 

秋蚕養蚕体験を実施

9月16日(土)秋蚕の養蚕体験2日目を実施しました!
今回は市内外から3名の方に参加していただきました。
参加される皆さんはお蚕様に関する知識から桑などに関する知識まで
非常に豊富であり私も負けていられないと心が弾みました。
さて、今回の養蚕体験は秋蚕の見学から給桑までを体験していただきました。
残暑の中、参加者の皆様汗を流しながら桑の枝をチョキチョキ。
初めは切り方が分からず苦戦されていましたが慣れてくると
テンポよく作業をされていました。
やはり皆様、蚕室にいるお蚕様を見学されると開いた口がふさがらないご様子です。
蚕室にいる4万頭のお蚕様は迫力満点でございます!!
近日には上蔟を控えているのでその様子もUPしていきます。
是非お楽しみにしていてください!!

蚕室のお蚕様の様子↑

給桑の様子↑

 

【企画展】人生の節目と絹に寄せる思い 開催中

現在、岡谷蚕糸博物館では【企画展】「人生の節目と絹に寄せる思い」を開催しております。
今回の企画展は生命の始まりから生命の終わりまでの一生を巡る企画展になります。
子ども時代・セレモニー・思い出の品・冠婚葬祭などイベント行事に着ていたとされる着物を展示しております。

人の一生には誕生、お宮参り、入学や卒業、結婚、葬式など多くの「節目」があります。
こうした「節目」の儀礼が行われる日に、絹の衣装は特別な日の装いとして日々の人生に寄り添ってきました。
今回の展示では収蔵品の中から、諏訪地域の家庭や製糸業に関わっていた家庭で大切に受け継がれてきた絹の衣装を中心にご紹介します。

【会期】2023年8月24日(木)~2023年11月19日(日)

↑生命の誕生コーナー

↑冠婚葬祭コーナー

↑今回展示されている着物の一部

 

続きは岡谷蚕糸博物館にてご覧ください。
是非皆様のご来館をお待ちしております。

秋蚕養蚕体験を実施しました

秋蚕養蚕体験を実施しました!
9月9日(土)秋蚕の養蚕体験を行いました。
今回も、市内外から、養蚕に興味をお持ちのみなさまにお越しいただき
とても充実した養蚕体験となりました。

三沢区民農園の桑園に行き残暑の中
立派に育った桑の葉を参加者様一同に剪定していただきました。
剪定した桑の葉をお蚕様に給桑していただくつもりが、なんと
お蚕様がちょうど眠に入られてしまい給桑を行うことができませんでした。

代わりに、参加者様には蚕室の見学、お蚕様の育て方などを説明したのち、
回転蔟(お蚕様が繭を作るための専用のお部屋のようなもの)を炙り、先住民お蚕様の
はいた糸を取り払っていただく作業を行っていただきました。
回転蔟に糸が残っている状態であるとお蚕様が部屋に入ることができないため
糸を炙って焼いてしまう必要があるんです!

参加者のみなさま、貴重な体験に大満足のご様子でした。
熱心に質問される方や、昔家業としてお手伝いをされていた方など
みなさま黙々と養蚕を体験しておりました!

 


↑桑の剪定の様子

↑蚕室にいるお蚕様

↑回転蔟を炙っている様子

養蚕体験事前説明会

9月2日(土)に養蚕体験の事前説明会を行いました。
今回は市内・市外からもたくさんの参加者様がお越しいただき
私もワクワクで胸が弾みました!
養蚕現場体験・はた織り体験の当日の流れを説明させていただきその後に
高林館長による50分に渡る豪華な講義
「シルク製品ができるまで」
「岡谷市の製糸業の歴史」
を受講していただきました!
参加者の皆様はメモを書く手が止まなかった方
感銘を受けたように頷き岡谷の歴史に思いを馳せる方もいらっしゃり皆様ご満悦のご様子でした。
高林館長もその様子を見て、更に説明する肩に力が入っておられました。
私も頷きながら、岡谷の歴史について復習する良い機会でした!!
養蚕体験の現場体験は9月9日、16日を予定しております。
はた織り体験につきましては10月1日開催予定です。
今回ご参加いただけなかった方も是非またの機会にご参加ください。
皆様のご参加を職員一同心待ちにしております。

↑蚕の生態について講義される高林館長(1)

 

↑蚕の生態について講義される高林館長(2)