きもの屋そねはら様より、岡谷シルクの羽織を贈呈いただきました

令和6年10月21日、岡谷市内の老舗の呉服店、きもの屋そねはら様より、岡谷シルクの羽織が贈呈されました。

この羽織は、岡谷市内で養蚕を行う「三沢区民農園」で採れた繭がふんだんに使用されており、製糸は、岡谷市内の製糸工場「宮坂製糸所」において伝統の諏訪式繰糸機を用いて、職人の手仕事で行われています。長野県内で織り上げられたこの反物から作られた羽織は、岡谷市のシルクの歴史が詰まった一品に仕上がっていました。

贈呈式では、きもの屋そねはらの代表 崇原道彦(そねはらみちひこ)様から早出一真岡谷市長に羽織が贈呈され、市長は、早速に岡谷シルクの羽織を身につけ、しなやかで上質な肌触りを体感されていました。

この羽織の裏地には、岡谷市鳥瞰図が映しだされているほか、岡谷シルクの紋がつけられています。

この貴重な羽織は、今後、イベント等の際に着用し、岡谷シルクの発信などを行うなど、岡谷市が誇る製糸業の歴史、文化を後世に継承していくため、大切に使わせていただきます。

現在、この羽織は岡谷市役所5階の秘書室に展示しております。

今回の贈呈を機に、岡谷シルクの可能性を大きく広げていただけたものと感じることができました。 きもの屋そねはら様には、心より感謝申し上げます。

【岡谷シルク紹介動画】世界にその名を知られたシルクのまち 岡谷(おかや)

2024年現在、国産シルクのシェアはたったの0.1%。

かつて日本の1番の輸出品は生糸だったことをご存知でしょうか?

長野県岡谷市(ながのけんおかやし)は、明治から昭和初期にかけて製糸業で栄え、最盛期には全国一の生産量を誇る生糸の一大生産地でした。

今は、その歴史や文化を活かし、養蚕・製糸・染織までを岡谷で行い、「岡谷シルク」としてオール岡谷産の新しいものづくりや次世代の担い手育成に取り組んでいます。

岡谷でしか味わうことができない、心くすぐる出会いがここにあります。

ぜひ、ご覧ください。

 

※下記の画像をクリックしてください。動画が再生されます。





撮影:五味貴志

企画:岡谷市地域おこし協力隊

諏訪圏工業メッセに出展中! 岡谷シルクの魅力を体験

「糸都岡谷」として製糸業で栄えた歴史を持つ岡谷。

その伝統を受け継ぎ、新たなシルク文化を創出を進めている岡谷シルクブランド協議会は、現在、岡谷市で開催中の諏訪圏工業メッセに出展しております。

ブースでは、

  • 岡谷産の繭を100%使用したオール岡谷産の商品をご覧いただけます。
  • 桑や養蚕・製糸工程で抽出される成分を用いた加工品など、岡谷ならではの認証を受けた「岡谷シルクブランド認証製品」を多数展示。
  • 養蚕から製糸、製品化までの工程を分かりやすくご説明。岡谷シルクの品質の高さ、そしてそこに込められた「ものづくりの精神」を体感いただけます。

なぜ岡谷シルクなのか?

岡谷シルクは、単なる素材ではありません。それは、岡谷の豊かな自然と人々の情熱が生み出した、地域全体の誇りです。

今回の展示会では、そんな岡谷シルクの魅力を余すところなくお伝えします。

出展期間は10月17日(木)から19日(土)の3日間です。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

【出展概要】

  • イベント名: 諏訪圏工業メッセ2024
  • ブース番号: 西082
  • 出展者: 岡谷シルクブランド協議会
  • 展示内容: 岡谷シルクブランド認証製品、養蚕・製糸工程の紹介など

諏訪圏工業メッセの詳細はこちらから

https://suwamesse.jp/

[WEB magazine] Journey of Silk in Okaya

Did you know that raw silk was once Japan’s most largest export?

We’d like to introdue our web magazine “Journey of Silk in Okaya” to those who admire traditional crafts and textiles.

“Journey of Silk in Okaya” takes you to Okaya where once called “Silk Capital” of Japan and shows you what we are trying to pass down our rich culture as well as technique of silk industry to our children.

Hope you enjoy and to see you in person in Okaya!

 

[WEB magazine]

https://drive.google.com/file/d/1JwdUxwf-0K7fTLrF1v95nqhvyZsSMLM3/view?usp=drive_link

【WEB版岡谷シルク紹介冊子】くすぐるシルク★信州岡谷で手しごとを旅する

長野県岡谷市の地域ブランド「岡谷シルク」を冊子を通じてご紹介する「くすぐるシルク~信州岡谷で手しごとを旅する~」。

遠方の皆さまにもご覧いただけるよう、WEB版をご用意いたしました。

岡谷の製糸の歴史のみならず、まちの魅力がぎゅっと詰まった内容になっております。

これを片手に、岡谷のまちを歩いてみてくださいね!

 

日本語版

https://drive.google.com/file/d/13-ZkSnKjRh4rv14j4LV-yD8N_LFr3zEt/view?usp=drive_link

英語版

https://drive.google.com/file/d/1JwdUxwf-0K7fTLrF1v95nqhvyZsSMLM3/view?usp=drive_link

 

今秋も養蚕体験を実施しました!

今秋も養蚕体験を実施いたしました!
秋の養蚕体験は9月7日(土)・9月14日(土)の計2日間に分けて
当館館長による「岡谷市の製糸業の歴史~シルク製品ができるまで」の座学講座から始まり
岡谷市内の糸を使用した機織り体験・4万頭のお蚕様を飼育している蚕室での養蚕現場体験と
養蚕から製品化までの一連の流れを丸1日かけてさらっと体験していただきました!

館長による座学は毎回非常に人気を博しており、今回の座学においても参加者の皆さまは目が釘付けになり
講義に集中されていました。
ある参加者は「お蚕様の事を知らなかったが今日の講義で詳しくなれた気がした」
「昔、製糸業が栄えていたのは知っていたが岡谷市がこんなに栄えていたのは知らなかった」等
当市のことについて熱心に勉強をされていました。

機織り体験においても参加者の皆さま、黙々と作業をこなしており
あっという間に鮮やかなコースターを作成されていました。

養蚕現場体験では桑園に到着すると、
「こんなに大きな桑を見るのは初めてだ」「本当にこれを切ることが出来るのですか」等
驚きを隠せれない表情でしたが、桑の剪定の仕方を学び綺麗に桑を剪定されていました。

蚕室では4万頭のお蚕様を前に言葉がでず、ただお蚕様を見つめている方もいらっしゃいました。
蚕室でのお蚕様の給桑を終え休憩をしていると桑の葉を食べている音が雨が降っているように聞こえる。と
見学・給桑の両方を楽しんでいただきました。

最後に今秋の養蚕体験での様子を記します。

↑館長による座学

↑機織り体験での様子

↑桑園での桑の剪定の様子

岡谷蚕糸博物館 開館60周年・リニューアル10周年 記念式典、記念講演会 開催のお知らせ

「シルクのまち岡谷」の歴史と魅力を再発見!

この度、岡谷蚕糸博物館は開館60周年、そしてリニューアルオープン10周年という節目を迎えました。

これを記念して、記念式典と記念講演会を開催いたします。

当日は、岐阜県飛騨市の都竹淳也市長をお招きし、「飛騨と岡谷-糸ひき工女を通じた豊かな産業交流の歴史」を

テーマにご講演いただきます。

岡谷シルクの発信拠点として、多くのファンを生み出してきた岡谷蚕糸博物館。ぜひ、足をお運びいただき、岡谷市の

シルクの歴史、文化の魅力に改めて触れてください!

開催日 令和6年9月23日(月・祝)13:30~15:30 (13時開場)

会 場  カノラホール(岡谷市文化会館)小ホール

※申込不要・聴講無料

記念講演会

講師 岐阜県飛騨市長 都竹 淳也 氏

演題「飛騨と岡谷-糸ひき工女を通じた豊かな産業交流の歴史」

多くの皆様のお越しをお待ちしております。

「Yumi Katsura トーク&ファッションショー ~シルクの魅力・ユミカツラの世界~」

令和6年10月2日(水)開催「Yumi Katsura トーク&ファッションショー~シルクの魅力・ユミカツラの世界~」のご案内

日 時:10/2(水)午後3時~6時(2時30分開場)
会 場:岡谷市カノラホール 大ホール(要申込・聴講無料)
内 容:【地元高校生ステージ】諏訪実業高校服飾科
【第1部トークショー】
「桂由美先生の心にふれて」岡谷蚕糸博物館館長 髙林千幸
「Yumi Katsura 59年のあゆみ」ユミカツラクリエイティブチーム藤原綾子さん・森永幸徳さん
【第2部ユミカツラ・ファッションショー】
世界を魅了するユミカツラのドレスを心ゆくまでお楽しみください。

【入場整理券申し込み及び配布方法について(9/5変更】
以下の方法で受付を行います(先着順)
 ・電話  0266-23-3489
 ・メール hakubutsukan@city.okaya.lg.jp
 ・FAX 0266-22-3675
 ・応募フォーム
上記いずれかの方法にて氏名・電話・住所・枚数(複数枚必要な方は名簿が必要です)・受け取り方法(下記①~③のいずれか)をお知らせください。
入場整理券受取方法
①公演前日までに岡谷蚕糸博物館窓口でお受け取り
②10月2日公演当日「予約チケット受取り窓口」(13:00~カノラホール1階に設置)でお受け取り
③ご郵送にてお受け取り(返信用封筒へ切手を貼り住所名前をご記入の上岡谷蚕糸博物館までお送りください)
定員になり次第、受付は締め切らせていただきます。

 

こちらのホームページもご参照ください。

【お申込み絶賛受付中】10/2(水)「ユミカツラ ファッションショー」開催(入場無料)

 

岡谷シルクブランド認証製品募集開始

岡谷シルクブランド協議会では岡谷シルク認証製品を募集します。

●「岡谷シルクブランド」認証制度とは
シルクを活かして開発・創出された岡谷ならではの価値(商品・サービス)を認証する制度です。認証された際の特典として①認証マークの使用 ②商品のPR、販売の支援(岡谷シルクの公式ホームページへの商品掲載するほか、イベントやキャンペーン時に商品の出展など)、がございます。

●募集期間(2月認証分)
令和6年12月28日(土)まで募集受付

●対象商品
【第1類型】 オール岡谷産のシルク製品 ※ストール・着物等の純粋な絹織物を対象としております。
【第2類型】 シルク製の衣類、ストール、インテリア等
【第3類型】 桑や養蚕、製糸工程で抽出される成分等が用いられている製品。桑の根を使用した化粧品、シルクパウダーを使用した食品、蚕のさなぎを飼料にして育てたもの等
【第4類型】 シルクを活かした、旅行、体験、学習などのサービス
詳しくは【岡谷シルクブランド認証制度 募集要項】【認証マーク取扱い注意点】をご覧ください。

 

《左から第1類型、第2類型、第3類型、第4類型》

 

●申請方法
岡谷シルクブランド協議会事務局へ、下記の申請書等一式をご提出ください。
(1) 岡谷シルクブランド認証申請書(様式第1号)
(2) 申請者概要書(様式第2号)
(3) 商品・サービス等概要書(様式第3号-1、2)
(4) サンプル商品 ※一品物につきましては商品の類似性の判断のため、2つご提出ください。
提出先:岡谷シルクブランド協議会 事務局(岡谷蚕糸博物館内 ブランド推進室)

申請書類につきまして

岡谷シルク認証申請書

岡谷シルクブランド認証制度 募集要項

認証マーク取扱い注意点

からダウンロードいただくか、岡谷蚕糸博物館にお越しいただければ紙でお渡しいたします。

また、認証制度の対象となる新製品を開発する際の材料費や、製作費を補助する制度もございます。ぜひご利用ください。

岡谷シルク商品開発促進支援事業補助金交付要綱

補助金事業認定申請書

※写真はイメージです

●お問い合わせ先
岡谷市役所ブランド推進室(岡谷蚕糸博物館内)  岡谷シルクブランド協議会事務局
電話:0266-23-3489
E-mail:brand@city.okaya.lg.jp

秋蚕養蚕体験参加者募集中!

シルクのまち岡谷で、4万頭のおかいこさまの飼育体験してみませんか?
多くの方に、岡谷のシルク文化に触れていただけるよう、今年も秋の養蚕体験の募集を開始いたします!
今年は春同様に、おかいこさまの飼育体験とシルクのはた織り体験が1日でまるっと体験できるようになりました。
市内外から、皆様のご応募をお待ちしております!

● 募集定員:10名程度
2024年9月7日(土) または 9月14日(土)の9:20~16:30頃まで

参加費2,000円(材料費・保険料・お茶代等を含む)

●養蚕体験について
岡谷市内の桑園で桑の葉を摘み、三沢区民農園の養蚕現場にて桑やりを行います。

●はた織り体験について岡谷蚕糸博物館にて、三沢区民農園の糸を使用したシルクのはた織り体験を行います。
※ 中学生以下のお子様がいる場合は、保護者様も同伴でご参加ください。
※ 未成年者のみのご参加は承っておりませんので、必ず保護者様の同伴をお願いいたします。

●事前説明
各参加者に、事前説明資料の配布を予定しております。ご自宅でご確認ください。

●募集方法
メール、電話、いずれも受付可能です。
募集の際に、お名前(漢字)・お電話番号・生年月日に加え、
養蚕体験現場の希望日9月7日(土)or 9月14日(土)をお伝えください。
↓詳細は下記のリンクからご確認ください!
養蚕体験募集概要