今秋も養蚕体験を実施しました!

今秋も養蚕体験を実施いたしました!
秋の養蚕体験は9月7日(土)・9月14日(土)の計2日間に分けて
当館館長による「岡谷市の製糸業の歴史~シルク製品ができるまで」の座学講座から始まり
岡谷市内の糸を使用した機織り体験・4万頭のお蚕様を飼育している蚕室での養蚕現場体験と
養蚕から製品化までの一連の流れを丸1日かけてさらっと体験していただきました!

館長による座学は毎回非常に人気を博しており、今回の座学においても参加者の皆さまは目が釘付けになり
講義に集中されていました。
ある参加者は「お蚕様の事を知らなかったが今日の講義で詳しくなれた気がした」
「昔、製糸業が栄えていたのは知っていたが岡谷市がこんなに栄えていたのは知らなかった」等
当市のことについて熱心に勉強をされていました。

機織り体験においても参加者の皆さま、黙々と作業をこなしており
あっという間に鮮やかなコースターを作成されていました。

養蚕現場体験では桑園に到着すると、
「こんなに大きな桑を見るのは初めてだ」「本当にこれを切ることが出来るのですか」等
驚きを隠せれない表情でしたが、桑の剪定の仕方を学び綺麗に桑を剪定されていました。

蚕室では4万頭のお蚕様を前に言葉がでず、ただお蚕様を見つめている方もいらっしゃいました。
蚕室でのお蚕様の給桑を終え休憩をしていると桑の葉を食べている音が雨が降っているように聞こえる。と
見学・給桑の両方を楽しんでいただきました。

最後に今秋の養蚕体験での様子を記します。

↑館長による座学

↑機織り体験での様子

↑桑園での桑の剪定の様子

岡谷蚕糸博物館 開館60周年・リニューアル10周年 記念式典、記念講演会 開催のお知らせ

「シルクのまち岡谷」の歴史と魅力を再発見!

この度、岡谷蚕糸博物館は開館60周年、そしてリニューアルオープン10周年という節目を迎えました。

これを記念して、記念式典と記念講演会を開催いたします。

当日は、岐阜県飛騨市の都竹淳也市長をお招きし、「飛騨と岡谷-糸ひき工女を通じた豊かな産業交流の歴史」を

テーマにご講演いただきます。

岡谷シルクの発信拠点として、多くのファンを生み出してきた岡谷蚕糸博物館。ぜひ、足をお運びいただき、岡谷市の

シルクの歴史、文化の魅力に改めて触れてください!

開催日 令和6年9月23日(月・祝)13:30~15:30 (13時開場)

会 場  カノラホール(岡谷市文化会館)小ホール

※申込不要・聴講無料

記念講演会

講師 岐阜県飛騨市長 都竹 淳也 氏

演題「飛騨と岡谷-糸ひき工女を通じた豊かな産業交流の歴史」

多くの皆様のお越しをお待ちしております。