インタビュー記事「シルクで頑張る人」のVol.3を公開いたしました。
今回は岡谷市で養蚕をされている、片倉仁様です。
ぜひご覧ください!
岡谷市が実施している「岡谷シルク推進事業」
秋の養蚕体験事業が無事、終了いたしました。
養蚕や機織りが体験できる「岡谷ならでは」の体験事業です!
秋の養蚕体験では、市内外から13名にご参加いただきました。
●9月10日.11日 養蚕現場体験
養蚕現場に向かう前に、岡谷蚕糸博物館の髙林館長の講習を実施しました。
実際にお蚕様に触れていただく前に、お蚕様の生態や、シルクの特徴。シルク製品ができるまでにはどのような工程を踏むか。
参加者の皆様に1時間程度学んでいただきました。
講習会の後、岡谷市内で唯一の養蚕農家である「三沢区民農園」様を訪れ、4万頭のお蚕様に会いに行きました。
写真や動画でお蚕様を見る機会はあっても、たくさんのお蚕様を見ることができるのは、かつて製糸業で栄えた岡谷ならでは。
三沢区民農園の蚕室(お蚕様を育てる部屋、建物)では、お蚕様、桑のにおいや、お蚕様が桑を食べる音を体験していただきました。
ちなみに、お蚕様が桑の葉を食べる時に出る音は、まるで雨のよう…。
その音のことを「蚕時雨(こしぐれ)」と言うんです。素敵な名前ですね。
また、お蚕様に与える桑を育てている「桑園」も訪れ、4万頭のお蚕様を育てるのに、大量の桑が必要であることを肌で感じていただきました。
●10月2日 織り体験
市内の岡谷絹工房様で、コースター織り体験を実施しました。
約10㎝四方のコースターを作成し、糸の一部には岡谷産(三沢区民農園産)の糸を含ませて機織り(はたおり)を体験。
ご用意した糸から、好きな色を選んでいただき、機織り開始!
30分ほどで作業は終了しました。皆様、お上手でした!
養蚕現場を体験されている皆さまでしたので、より思い出深いオリジナルコースターとなりました。
養蚕の時期に合わせて、春と秋に実施した「岡谷シルク推進事業 養蚕体験事業」ですが、来年の養蚕の時期にも、実施予定です。
お蚕様、シルク製品にご興味ある方は、ぜひご参加ください。